
テクノケルアミノCaB
高い吸収性と移行力: アミノ酸キレート技術により、吸収しにくいカルシウムとホウ素を葉面から超高速で細胞内へ届けます。
細胞壁の強化としなやかさ: 組織を強固に保ち、果菜類の尻腐れ症やチップバーン、果樹の裂果・浮皮・生理落果を予防します。
着果と品質の安定: 開花・受粉を助け、果実の肥大初期から硬度や日持ち性を高めます。
テク ノケルアミノCaBについて
テクノケルアミノCaB の製品概要
テクノケルアミノCaB は、作物の細胞形成に欠かせない「カルシウム(Ca)」と「ホウ素(B)」を、独自の「遊離アミノ酸キレート技術」によって一体化させた高機能な葉面散布用資材です。
植物体内での移行性が極めて低く、土壌施用では吸収が滞りやすいカルシウムとホウ素を、葉面から迅速かつダイレクトに細胞内へ届けることで、生理障害の予防と果実・葉組織の強化を実現します。
アミノ酸キレート技術による圧倒的な吸収・移行スピード
従来のカルシウム剤(塩類やEDTA等の合成キレート剤)と一線を画す技術的特長があります。
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極小の分子サイズ: 合成キレート剤(EDTA等)と比べて分子が非常に小さく、葉の表面にある難透過性のクチクラ層をスムーズに通り抜けます。
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電荷の吸着を回避: クチクラ層や細胞壁の内部はマイナス電荷(負電位)を帯びており、プラスの電荷を持つ通常のカルシウムイオンCa2+は途中で吸着・トラップされてしまいます。テクノケルアミノCaB はアミノ酸で包み込むことで電荷を安定化させているため、細胞間の狭い間隙をすり抜け、細胞質まで届きます。
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驚異的な浸透速度:一般的なカルシウム塩類が50%浸透するのに約6日間、EDTAキレートでも約3日間かかるのに対し、アミノ酸キレートは2時間未満で50%以上浸透します。
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シンプラスト経路での移行: 吸収された成分は細胞膜の内側(シンプラスト)を通り、原形質連絡を介して新芽や果実などの活発な成長部位へ効率よく転流されます。
カルシウム × ホウ素の相乗効果
本剤はカルシウムとホウ素を同時に補給することで、「強固さ」と「しなやかさ」を兼ね備えた細胞組織を作り上げます。
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カルシウムの役割(強固な骨格・レンガ):
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細胞壁のペクチンと結合し、細胞同士をしっかりとつなぎ止める「接着剤」として機能します。
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物理的な組織強度を高め、外部ストレスや急激な肥大による組織崩壊を防ぎます。
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ホウ素の役割(柔軟性と弾力・モルタル):
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細胞壁内の多糖類を結びつける「ボルト(留め具)」として働き、組織に柔軟性と弾力性を与えます。
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花粉管の伸長を促進し受粉・着果率を高めるほか、糖の輸送(転流)をサポートします。
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2成分が揃う意義:カルシウム単体では硬くなりすぎて「割れ」に弱くなり、ホウ素単体では強度が不足します。両成分が協調することで、急激な吸水や肥大にも耐えられる強靭な果皮・葉肉が形成されます。
主な効果とメリット
1. 果菜類(トマト・ナス・イチゴ・ピーマン等)での効果
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細胞数を最大化:
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着果直後(細胞分裂期)に散布することで、アミノ酸キレート化されたカルシウムとホウ素が素早く届き、分裂を活性化して果実の「細胞数」を増やします。
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強固でしなやかな構造作り:
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分裂直後の細胞壁をペクチン結合で強化し、柔軟性を持たせることで、初期の生理落果やその後の裂果(身割れ)を予防します。
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実の詰まった高品質果実に:
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細胞の密度が高まることで果肉組織が緻密になり、玉太り(肥大力)のポテンシャル向上、果実硬度や日持ち性の向上に直結します。
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尻腐れ症・芯止まりの劇的な抑制:
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カルシウムが最も届きにくい果実先端部や新梢頂部へ確実に移行し、トマト等の尻腐れ症を防止します。
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裂果(身割れ)の防止:
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急激な肥大や降雨時の吸水圧に耐えうる、しなやかで頑丈な果皮を形成します。
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チップバーン(葉先枯れ)の予防:
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土壌中のアンモニア態窒素やカリウムとの拮抗によって根からカルシウムが吸えない状況でも、葉面から先回りして障害を防ぎます。
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果実硬度と日持ち性の向上:
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細胞壁が緻密になるため、収穫後の軟化や棚落ちを抑え、輸送性・貯蔵性を向上させます。
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2. 果樹類(温州みかん・中晩柑・ユズ・ブドウ・リンゴ等)での効果
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細胞数を最大化:
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着果直後(細胞分裂期)に散布することで、アミノ酸キレート化されたカルシウムとホウ素が素早く届き、分裂を活性化して果実の「細胞数」を増やします。
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強固でしなやかな構造作り:
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分裂直後の細胞壁をペクチン結合で強化し、柔軟性を持たせることで、初期の生理落果やその後の裂果(身割れ)を予防します。
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実の詰まった高品質果実に:
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細胞の密度が高まることで果肉組織が緻密になり、玉太り(肥大力)のポテンシャル向上、果実硬度や日持ち性の向上に直結します。
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裂果(クラッキング)・浮皮の防止:
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柑橘の秋雨期やブドウの肥大期に多発する果皮のひび割れや、果皮と果肉が分離する浮皮を大幅に軽減します。
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生理落果の抑制:
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果梗(果実の軸)の細胞組織を強固に保ち、初期の生理落果を最小限に抑えて着果を安定させます。
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日焼け果・皮袋症の軽減:
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夏場の強い日差しやホウ素欠乏に起因する果皮の変性・障害を予防します。
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秀品率・サイズの揃い向上:
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奇形果を減らし、果実の横径肥大を均一に揃えて上級品比率を高めます。
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3. 葉菜類・根菜類での効果
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キャベツ・レタス・白菜: 結球初期〜肥大期のチップバーン(縁枯れ・芯腐れ)を防ぎ、葉の巻きと締まりを強化します。
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ダイコン・ニンジン・ビート: 急激な水分変化による根割れ・身割れや、中心空洞症などの内部障害を抑えます。
具体的な施用方法とタイミング
細胞が盛んに作られる「細胞分裂期」や、環境ストレスを受けやすい「初期段階」に先手で施用することが最大の効果を生みます。
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基本施用量: 10aあたり 100〜300ml(基準:200ml)
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希釈倍率: 1,000倍(500〜1,000倍の範囲で調整。肥料焼けしやすい作物は2,000倍以上)
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機材: 動噴、背負い式噴霧器、ドローン散布(10aあたり100mlを8倍以上に希釈)
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重要施用ステージ:
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果菜類: 定植後〜開花期、着果初期〜果実肥大期(週1回〜10日おきに2〜3回)
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果樹類: 開花直前〜落弁期、着果初期(細胞分裂期の約6週間)
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葉菜類: 本葉展開時〜結球開始期
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散布時間帯: 葉焼けや急激な蒸発を防ぐため、日中の高温時を避け、朝方または夕方の涼しい時間帯に散布してください。
他資材との組み合わせ戦略
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樹勢回復・代謝促進との併用:
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基礎代謝を高める高濃度遊離アミノ酸資材 テカミンマックス(1,000〜2,000倍)と混用することで、生育維持と細胞強化を同時に行えます。
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根圏環境の立て直し:土壌還元後や湿害時には、地下部にフルボ酸資材 アグリフル を潅水し、地上部から本剤を散布する「上下2段構え」が極めて有効です。
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展着性の向上:機能性展着剤 ニューオスマックATB(5,000倍)を併用することで、葉裏や果実表面への均一付着と浸透をさらに高めることができます。
使用上の注意点
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混用時の留意点:カルシウム資材の特性上、石灰硫黄合剤などの強アルカリ性資材、銅剤(ボルドー液等)、高濃度のリン酸を含む資材や硫酸塩を多く含む製品との混用は、沈殿や凝集が生じる恐れがあるため避けてください。
農薬等と混用する場合は、事前に小規模なバケツ試験で沈殿・分離がないか確認してください。 -
調製後の使用:
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希釈液はその日のうちに使い切ってください(作り置き不可)。
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保管期間によって成分が沈殿・分離することがあるため、使用前はボトルをよく振って撹拌してください。
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味の素アミノ酸肥料 Youtube 動画
テクノケルアミノCaBについての動画です。
ぜひご覧ください。