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ニューオスマックATB

浸透・展着と速乾性: 微量要素を含有する多機能展着剤です。ワックス層へ素早く浸透・拡充し、速乾性により病原菌の繁殖や雨による流亡を抑えます。
多面的な活用: 農薬・液肥の吸収効率向上、病害虫防除の相乗効果に加え、土壌灌水時の深層浸透や切り花の水揚げ促進まで幅広く作物の品質向上に貢献します。

ニューオスマックATBについて

1. ニューオスマックATBの概要と基本性能

 

ニューオスマックATBは、強力な浸透活性剤に肥料三要素(窒素・りん酸・加里)および植物に欠かせない各種微量要素を配合した多機能型機能性展着剤・葉面散布剤です(家庭園芸用複合肥料 登録番号:生第83861号)。

 

果樹(柑橘等)、野菜(トマト、キャベツ等)、花卉(菊等)、茶、稲など幅広い作物に使用でき、有害物質や重金属、環境ホルモンを含まない高い安全性を備えています。

  • 保証成分: アンモニア性窒素 0.2%、水溶性りん酸 0.5%、水溶性加里 0.5%、水溶性マンガン 0.003%、水溶性ほう素 0.020%

  • 微量成分: 鉄、銅、亜鉛、モリブデン

  • 性状: 透明液体(pH 7.5±0.5)

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2. ニューオスマックATBがもたらす全体的な効果

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① ワックス層を突き抜ける「強力な浸透力・展着力」

 

  • 均一な濡れ広がり: 柑橘の葉や果実、菊など、水を強く弾く脂質状の「ワックス層(クチクラ層)」を持つ作物に対しても表面張力を瞬時に下げ、薬液をムラなく均一に付着・拡張させます。

  • 素早い組織内浸透: 有効成分を植物組織内部へ素早く浸透・定着させるため、散布ムラを解消し、混用した農薬や肥料の吸収効率を飛躍的に高めます。

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② 散布液の「圧倒的な速乾性」と耐雨性の向上
 
  • 病原菌の繁殖を抑制: 散布後の乾燥スピードが極めて速いため、湿度がこもりやすい施設(ビニールハウス)内や、冬場・曇天時、降雨後でも葉面を素早く乾かし、多湿を好むカビや細菌の二次感染リスクを抑えます。

  • 耐雨性の向上(降雨流亡の低減): すぐに乾いて組織に定着するため、急な天候変化や降雨による成分の洗い流しを最小限に防ぎます。

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③ 病害虫防除の劇的な効率化と相乗効果
 
  • 殺虫剤の即効性強化: 殺虫剤との混用により、害虫体表や葉の微細な隙間まで薬液を行き渡らせます(難防除害虫であるシロイチモジヨトウの致死時間を大幅に短縮する試験結果などが確認されています)。

  • 殺菌剤の残効性・静菌作用: 本剤自体が持つ静菌作用と高い浸透力により、病原菌が潜む組織深部まで殺菌成分を届け、病勢の拡大を抑えます。

  • 除草剤の安定化: 茎葉処理除草剤(ラウンドアップ等)に混用することで、雑草のワックス層への浸透を早め、殺草効果を安定させます。

 

④ 土壌の「再湿性・保水性向上」と深層への浸透助長
 
  • 乾燥土壌の吸水性改善: 撥水化した土壌有機物や微生物コロニーにも素早く浸透する「再湿性」を持ち、乾燥した土壌の吸水・保水性を改善して根の水ストレスを軽減します。

  • 土壌病害・土壌改良剤の効率化: 土壌団粒化剤 [EB-aエコ] や土壌殺菌剤・殺虫剤と混用して灌水することで、硬く締まった土壌の奥深くまで有効成分を均一に浸透させます。

 

⑤ 散布コストの削減と作業の省力化
 

* 薬剤使用量の低減: 高い付着効率により、10aあたりの総使用水量を抑えられます。農薬コストが高い防除体系において、希釈倍率を調整することで防除トータルコストを削減する運用が可能です。

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⑥ 切り花における「水揚げ促進・鮮度保持」
 

* 導管詰まり防止と吸水回復: 収穫後の切り花(菊など)の水揚げ処理に使用することで、導管内への水分浸透を促し、組織に「再湿性」を付与して輸送・出荷後の萎れを抑え、日持ちと品質を長く維持します。

 

3. 主な用途別の使用方法(希釈倍率)

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  • 葉面散布(標準展着): 2,000〜5,000倍

  • 農薬混用(殺虫・殺菌剤): 2,000〜3,000倍(浸透・展着強化時は1,500倍)

  • 液肥・葉面散布剤との混用: 5,000倍(ツートップ+、テカミンマックス、ぐんぐん伸びる根、スイートテン などと併用)

  • 土壌散布・土壌灌水: 1,000〜2,000倍(10aあたり原液1.5〜3Lを目安に、EB-aエコ や殺菌剤と併用してたっぷり灌水)

  • 乾燥促進(ハウス内・降雨後): 3,000〜4,000倍

  • 切り花の水揚げ処理: 5,000倍(上限3,000倍、4〜24時間浸漬)

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4. 使用上の重要注意事項

 

  • 混用不可の薬剤(厳禁):
    炭酸カルシウム剤(クレフノン等)
    ボルドー類(銅殺菌剤)
    ジマンダイセン(マンゼブ水和剤)
    マシンオイル(乳剤)
    ※これらと混用すると凝集や沈殿、薬害、効果低下を招くため絶対に混用しないでください。

  • 高温時および着果期の濃度注意:
    日中の高温時や果実の着果期以降は、5,000倍以上の薄い倍率で使用してください。
    高温時の日中散布は「焼け(薬害)」のリスクがあるため、朝夕の涼しい時間帯に散布してください。

  • 薬害が生じやすい作物・ステージ:
    バラ、カーネーション、二十世紀梨、花蕾形成期のブロッコリー・カリフラワー、各種作物の幼苗期や開花中は使用を避けるか、事前に小面積で確認を行ってください。

  • 希釈液の使い切り:

    • 希釈液は保存ができないため、調製したその日のうちに使い切ってください。

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