土壌改良資材 EB-aエコ
EB-aエコの主成分は、ポリエチレンイミン系の高分子で、無色透明のややねばり気のある液体です。これに含まれたプラス電荷は、すぐに土壌の粘土粒子表面のマイナス電荷に結びつき、細かい粒子をいくつかずつつなぎあわせて、無数のすき間を持った団粒構造をつくります。この団粒構造は、乾燥、灌水、雨水にも壊されません。土壌が団粒化して無数の空隙ができ、保水、排水が良く、通気性の良い理想的な構造が形づくられ、しかもそれが長く維持されます。

効果
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水でうすめて灌水するだけで、あらゆる種類の土壌を瞬間に多孔質の団粒にします。したがって、土壌の 透水性 通気性 保水性 保肥性 膨軟性 を著しく増加します。
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優れた発根作用で活着と根ばりを促進します。
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土壌の流亡を防止します。
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土壌のベト付きを防ぎます。
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作物の耐病性を増加します。
EB-aエコが解決できること
1. 土壌そのものに関する問題
1-1. 物理性の悪い土壌(固く締まる・通気性が悪い)
課題
・畑がすぐ固く締まる
・スコップが刺さりにくい/耕してもすぐ硬くなる
・根が浅くしか張らない
EB-aエコの解決内容
・粘土粒子を電気的に結びつけて「強固な団粒構造」を瞬時に形成
・土の「膨軟性(ふかふかさ)」が増し、柔らかい状態が長期に維持される
→ 深くまで根が入りやすい土に変える
1-2. 排水不良・透水性の不足
課題
・雨のあと水たまりができる
・畑がいつまでもぬかるむ
・根腐れしやすい
EB-aエコの解決内容
・団粒構造により土の中に無数のすき間を作り、透水性・排水性を改善
・畝全面・樹冠下へたっぷり灌水することで、土中深くまで多孔質構造を形成
→ 「水はけが悪い畑」の改善
1-3. 乾燥しやすい・保水性不足
課題
・水やりしてもすぐ乾く
・干ばつ時に樹勢が落ちる/果実肥大が止まる
EB-aエコの解決内容
・団粒間の毛管水を保持しやすくなり「保水性」が向上
・干ばつ時の潅水資材として、EB-aエコ500倍液を樹冠下に灌水
→ 乾きやすい土でも水持ちが良くなる
1-4. 保肥力が低い・肥料が効きにくい
課題
・肥料を入れても効きが悪い
・肥切れしやすい
・養分が流亡しやすい
EB-aエコの解決内容
・団粒構造により陽イオンを保持しやすい土になるため「保肥性」が向上
・液肥と混用すると浸透が良くなり肥効が高まる
→ 肥料持ちの良い土へ改善
1-5. 土壌流亡・浸食の発生
課題
・大雨で表土が流れる
・傾斜地で芝や土が流れ出る
EB-aエコの解決内容
・土壌粒子同士を強固に結び付けることで「土壌の流亡防止」
・芝地・苔地では「傾斜地でも土壌が流れ出にくい」
→ 斜面や裸地の土壌流亡対策
1-6. ベトつき土壌(粘土質で作業性が悪い)
課題
・雨後に泥が靴や機械にまとわりつく
・ハウス内などで土がベトベトし中耕・定植作業がしにくい
EB-aエコの解決内容
・団粒化により「土壌のベト付き防止」
→ 粘土質でも扱いやすい土に変える
1-7. 安全な土壌消毒のニーズ
課題
・臭い・ガス抜きが必要な土壌消毒剤は使いたくない
・作業者・環境に配慮した土壌消毒をしたい
EB-aエコの解決内容
・ニューオスマックエコとセットで灌水することで「化学薬品に頼らない安全な土壌消毒」
→ 低リスクな土壌リフレッシュ手段
2. 作物の根・樹勢に関する問題
2-1. 発根不良・活着不良
課題
・定植後、苗の活着が遅い/枯れ込みが出る
・植樹後の活着率が悪い
・挿し木・挿し芽の発根が悪い
EB-aエコの解決内容
・旺盛な発根作用を持ち「活着と根ばりを促進」
・具体的適用:
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播種床全体への施用 → 発芽勢・発芽率アップ
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さし木・さし芽 → さし床全面施用、ダンゴざし・ドロざしに200倍液使用
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植樹 → 埋め戻し後の「水決め」の水として200倍液使用
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移植・定植 → 根のあるところまで浸透するよう株元へ200~500倍潅水
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カンキツ移植 → 根どぶ漬け+定植後の潅水(EB-a300倍+ニューオスマックATB1000倍)
→ 苗・挿し木・果樹など広範囲で「活着不良」のリスク軽減
2-2. 樹勢低下・老木の衰え
課題
・果樹の樹勢が落ちてきた
・老木の若返りを図りたい
・根域が酸欠・物理性不良で弱っている
EB-aエコの解決内容
・土壌灌注(200倍液を深さ30~50cm、間隔40cm、圧力15~20kg/cm²で灌注)により
→ 樹勢の回復・若返りの例あり
・中晩柑向けでは、
→ 萌芽前・梅雨前・干ばつ時・2次肥大期にEB-aエコ潅水(1樹30~40L)で「根圏環境の改善+発根促進」
3. 作物の生育・収量・品質に関する問題
3-1. 根張り不足による生育不良
課題
・根が浅く、倒伏しやすい
・乾燥や過湿で弱りやすい
・果樹で果実肥大や着果量が安定しない
EB-aエコの解決内容
・団粒構造+発根促進により「根ばりを促進」
→ 根域のボリュームアップにより、生育の安定・倒伏リスク低減
3-2. 生育ムラ・ボリューム不足
課題
・圃場内で生育ムラが大きい
・ボリューム(草丈・葉量)が足りない株が多い
関連する組み合わせ例
・「ボリュームUP」の目的でキトサニン灌水や各種資材と併用
・EB-aエコは「根圏の物理性改善・発根促進」という土台部分を担うため、他の生育促進資材の効果を発揮させやすくする
3-3. 収量不足・品質不安定(果樹・野菜全般)
課題
・収量が安定しない
・サイズや外観品質にバラつきがある
・高品質・多収を目指したい
EB-aエコの解決内容
・排水性・保水性・通気性を同時に改善した「理想的な根圏」をつくる
・果樹を含む「あらゆる栽培植物」で生育促進・耐病性向上 → 「高品質と多収」をもたらす
→ 直接の肥料ではないが、「根圏環境の底上げ」により収量・品質の基盤を改善
4. 病害・耐病性に関する問題
4-1. 病気に弱い・抵抗力が低い
課題
・根腐れ・土壌病害が出やすい
・作物全体として病気にかかりやすい
EB-aエコの解決内容
・作物の耐病性を増加
・好気的な根圏環境(通気性向上、過湿・過乾燥の緩和)により、根の健全性を確保
・他資材(キトサニン等)と組み合わせることで、病害リスクを多面的に低減
4-2. 黒点病などの果樹病害(間接的)
課題
・中晩柑などで黒点病が問題
・薬剤防除だけに頼らず、樹の健全性から病害を抑えたい
EB-aエコの解決内容(間接的)
・ガードリーフF+殺菌剤で病害防除を行う際、
・EB-aエコは根圏から樹勢を整え、葉や果実の健全な発育を支える基盤資材として位置付け
→ 直接の殺菌剤ではないが「病気に強い樹体作り」に貢献
5. 現場運用・保管に関する問題
5-1. 製品の保存安定性
課題
・長期保管で沈殿・ゲル化し、扱いづらくなる資材は困る
新EB-aエコの解決内容
・従来品は1年後に白濁・沈殿が発生することがあった
・新EB-aエコは1年後も透明を維持し沈殿なし
・栽培試験上、性能差はなし → 使いやすさのみ向上
5-2. 扱い方の難しさ
課題
・希釈ミスや混用トラブルを避けたい
・現場での溶け残りを減らしたい
EB-aエコ側の対策
・事前に「あら溶き」してから所定倍率まで薄める手順を推奨
・他資材との混用は小試験をしたうえで使用するよう注意
→ ミスを避け、安全に使える運用上の工夫が明示
6. 用途別に見た「解決できる場面」
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播種床:発芽勢・発芽率が悪い → EB-a200~500倍全面灌水
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さし木・さし芽:発根・活着が不安定 → 200~500倍全面灌水+ダンゴざし/ドロざしに200倍液
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床土づくり:ポット・育苗床が締まりやすい → 改良材と混合後EB-a200~500倍潅水
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鉢・盆栽:水はけ・水もちが悪い鉢 → 200~500倍を鉢穴から流れ出るまで灌水、または鉢ごと浸漬
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芝地・苔地:床土流亡・根付き不良 → 200~500倍を床土までたっぷり灌水
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果樹成園:樹勢低下・根詰まり → 土壌灌注200倍、年数回の潅水処理
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カンキツ(中晩柑):年明け収穫で樹勢・根圏管理が重要 → 萌芽前・梅雨前・干ばつ・2次肥大期などに計画的に潅水利用
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移植・植樹全般:活着不良 → 根どぶ漬け+定植後の潅水に利用
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播種床

200~500倍
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播種床全面にEB-aエコをたっぷりと施用して下さい。
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発芽勢・発芽率が向上します。
さし木・さし芽

200〜500倍
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さし床全面にたっぷりEB-aエコを施用して下さい。
植樹

200倍
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埋め戻し後“水決め”の水としてEB-aエコを施用して下さい。
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活着率が著しく向上します。
床土

200~500倍
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土と有機質や無機質の改良材と混合の後、EB-aエコをたっぷり施用して下さい。
鉢物・盆栽

200倍
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鉢穴から流れ出すまで、EB-aエコを施用して下さい。
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水ひきの悪いものはEB-aエコに鉢ごと沈めて鉢穴から吸い上げるようにして下さい。
土壌灌注

200倍
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樹冠の周りに深さ30~50cmでEB-aエコを灌注して下さい。
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樹勢の回復・若返りが得られます。
移植・定植

200~500倍
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根のあるところまで浸透するように、株元にEB-aエコを施用して下さい。
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活着が早まり、生育が旺盛になります。
芝地・苔地

200~500倍
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張芝の床土に届くまで、たっぷりEB-aエコを施用して下さい。
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芝の播種にもEB-aエコをお使い下さい。
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傾斜地でも土壌が流れ出しません。
灌水

500~1000倍
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EB-aエコを灌水がわりに施用して下さい。
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液肥などを散布する場合、EB-aエコを混用すると、浸透が良くなり肥効も向上します。
包装
EB-aエコを効果的に使っていただくために
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畝立て後、または定植後、EB-aエコ(原液10L)を畝全面にたっぷりと灌水してください(300~500倍)。
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灌水量は10aあたり3000L以上を目安に捨てください(多いほど浸透し効果があります)。
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土壌が乾燥していると効果が落ちますので、土壌が湿った状態で処理を行ってください(ニューオスマックATBを混用するとより効果があります)。
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土壌表面が経年劣化する前に、追加の散布をお勧めいたします。


10L入
1L入
10ℓポリ内装 1ℓ×20本入り
段ボールケース 段ボールケース
EB-aエコは水で薄めて灌水するだけで土壌を団粒にできる資材ですが、土壌条件によっては効果を発揮しない場合もございます。
EB-aエコを効果的に使用するには、土壌条件(特に水分状態)や道具も重要です。弊社では30数年間EB-aエコを取り扱い大きの事例を見てきたアドバイザーがお客様にあった使い方をご説明しますので、お気軽にお電話・お問い合わせください。
※「EB-aエコ」と「らくらくEB-a」について
約55年前に、水で薄めて灌水するだけで土壌を団粒構造にする画期的な土壌改良剤「EB-a」が誕生しました。
しかし多くのお客様に使用していただく中で二つの問題がありました。
① 粘性が高いため、水に溶かす際や灌水チューブで流す際に注意が必要である
②200~500倍に薄めて灌水するために大量の水を使う必要がある
そこで・・・
①を解決するために粘性を下げて使いやすくしたものが「EB-aエコ」
②を解決するために10 a あたり10 kgを散粒するだけにしたものが「らくらくEB-a」です。
「EB-aエコ」の長所は①即効性②均一性
短所は①作業性②使用時の土壌条件
「らくらくEB-a」の長所は①作業性②持続性
短所は①即効性
となっております。
お客様の作業条件に合わせて選択いただけます。
使用されたお客様の声
沖縄県 諸見謝慎様
(ピーマン)EB-aエコを使用
畝立て後にEB-aエコを、5ℓ/10aを1週間おきに2回灌水チューブを使って流し込んだ。
EB-aエコを使う前は、3t/10aの水を灌水すると、通路に水が溜まっていたが、EB-aエコを使うようになって、通路に水が溜まらなくなった。また日中の葉の萎れがなくなった。
翌月からは、EB-aエコを月に、1ℓ/10a灌水チューブで流す予定です。
沖縄県 上間翔・泉穂様
(スイカ)EB-aエコを使用
スイカの定植前に、10a当たりEB-aエコ20ℓを灌水チューブを使って流し、慣行区と比較したところ、葉に厚みがあり、葉色も濃く茎葉に締まりがあった。果実の肥大も慣行区に比べて大きく感じた。
また、交配後最初の灌水(この時期、スイカでは1番肥料が効いて欲しいタイミングなのですが)の際、EB-aエコを10a当たり3ℓを液肥混入器を使い、点滴チューブで流したところ、即効性の何かが入っているのかと思うほど、これまでにない肥料の効きを感じた。
次作の準備でトラクターを入れると、EB-aエコ区は、凄く土が軽く感じた。土が変わっている事が実感でき、凄く嬉しかった。リピート決定です。
静岡県 山本善之様
(トルコキキョウ)EB-aエコを使用
畝立て後に、10a当たりEB-aエコ10ℓを灌水チューブを使って流し込んだ。
冬場でも水はけが良くなり、水を控えたりしなくてよいので、ピシウム菌による萎れの心配がなくなった。
今後は、EB-aエコを月に2ℓ灌水チューブで流す予定です。





