極甘(ごくあま)(トマト専用)
「極甘(ごくあま)」は、林化学工業株式会社が製造する、果実の糖度向上と品質改善に特化したバイオスティミュラント資材(液状肥料)です。2026年4月に発売されたばかりの新機軸の資材であり、特にハウス栽培のトマトにおいて、水分ストレスに頼りすぎない「科学的な糖度上昇」を実現します。
ご検討中のハウス栽培トマトにおける糖度・食味向上のニーズに基づき、製品の詳細を整理いたしました。
1. 製品の核心:糖度と旨味を同時に高める成分構成
多彩な糖類組成:
葉面から素早く吸収される単糖類・二糖類と、持続性のある多糖類をバランスよく配合しています。これにより、葉内の糖濃度を直接的に高め、果実への蓄積を強力にバックアップします。
大豆ホエイ由来の「ポリアミン」:
天然の生理活性物質ポリアミンが、ハウス内の高温ストレスを軽減し、細胞分裂を促進します。天然由来の複合栄養: 大豆ホエイや酵母エキスに含まれる豊富なアミノ酸、ビタミン、ミネラルが代謝を多角的にサポートします。
2. トマト栽培における具体的な効果 糖度(Brix)の確実な上昇:
中玉トマト(フルティカ)の試験では、Brixが6.2から6.9へ向上(111%)。 大玉トマト(麗旬)では、5.5から6.2へ向上(112%)した実績があります。
旨味成分(グルタミン酸)の増強:
単なる甘さだけでなく、トマトの旨味の指標であるグルタミン酸が30%以上向上し、食味の「コク」が深まります。
糖の転流(てんりゅう)促進:
葉で作られた光合成産物を効率よく果実へ運ぶプロセスを活性化し、収穫間際の糖度低下を防ぎます。
3. ハウス栽培トマトでの推奨活用法
散布タイミング:
定植2週間後(活着確認後)から開始し、10日〜14日間隔で定期的に葉面散布を行ってください。
希釈倍率:
500倍〜1,000倍。
散布量:
10aあたり100L〜200Lを目安に、葉面全体へ均一に散布します。
相乗効果の活用:
「ツートップ+」と混用することで、桃太郎ワンダー等の品種においてBrix 7.4(1段目)を記録するなど、極めて高い相乗効果が確認されています。
4. 科学的メカニズム:なぜ甘くなるのか
インベルターゼの活性:
散布された糖分が篩管(しかん)を通じて果実に運ばれた後、酵素インベルターゼの働きでブドウ糖や果糖に分解・蓄積されるプロセスを科学的に支援します。
細胞分裂期のポテンシャル確保: 初期から施用することで、糖を蓄えるための細胞数を確保し、最終的な糖度ポテンシャルを最大化します。
