ぐんぐん伸びる根
植物の力を引き出す液状複合肥料
ビール酵母細胞壁に含まれるβグルカンの作用で植物の力を活性化します。リン酸(P)5、加里(K)4を含み、発根・生育・分げつを促進し、吸肥力や光合成を向上。可食部の肥大による収量増加も期待できます。

ぐんぐん伸びる根の特性
ビール酵母細胞壁に含まれるβグルカン(多糖類)の作用により、植物が本来持っている力が活性化されます。リン酸(P)5、加里(K)4を保証成分とする液状複合肥料で、発根促進、生育促進、分げつ促進、吸肥力・養分吸収の向上、光合成促進、可食部の肥大(収量増加)などが期待できます。
ぐんぐん伸びる根が解決できる問題について
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課題:苗木の活着不良・発根不足(定植後の活着が悪い)
解決:発根促進・活着支援(葉面散布または土壌潅水で根の発育を促す)。
具体例:苗木・定植期は葉面散布で2000~3000倍、土壌灌水では10a当たり原液200 mLを混用して灌水(EB‑aと組合せる処方あり)。 -
課題:根系が弱く、水分・養分吸収が不十分(樹勢低下・乾燥に弱い)
解決:オーキシン活性化により根系を強化し、吸収力を高める→水・養分の取り込み改善、樹勢回復。
具体例:成木の生育期は葉面散布を2週間間隔で行う(希釈目安:成木で3000~5000倍、夏〜成熟期は5000~10000倍の例あり)。 -
課題:発芽不良(芽出し・萌芽が悪い)
解決:発芽促進(萌芽前〜発芽期の葉面散布で発芽率や初期生育を向上)。
具体例:発芽目的の散布は2000~3000倍が目安。 -
課題:環境ストレス(高温・乾燥・塩害など)による生育不良・品質低下
解決:根張り強化と植物体の基礎力向上により、水分養分吸収・耐ストレス性を高める → 高温・乾燥・塩害への耐性向上の一助。
具体例:生育期に定期散布(3,000~5,000倍など)する運用が推奨される。 -
課題:果実の着色不良・品質(糖度)不足(着色・甘さの不足)
解決:根と全身の生理を整えて果実着色や品質形成を支援。
具体例:着色期や成熟期に葉面散布で希釈を段階的に変える(着色期は1000〜2000倍〜3000倍等、資料により幅あり)。ニューオスマックATB(5,000倍)との混用例あり。 -
課題:土壌環境(還元状態・微生物環境)が悪く肥効が低い
解決:還元作用・土壌環境改善の補助 → 土壌灌水で土壌環境を改善し、肥効を高める。
具体例:SB‑T(二価鉄)等と混ぜて畝全体にたっぷり灌水する処方が示されている(SB‑T:5L+ぐんぐん伸びる根200mL/10a、灌水量2,000~3,000L/10a の目安)。 -
課題:鉄欠乏(葉の黄化)など微量要素の利用効率が低い
解決:SB‑T(二価鉄)などの土壌灌水処方に混用することで、根の吸収力が高まり微量要素の利用効率を上げる(文書の土壌灌水例に記載)。
具体例:SB‑T とぐんぐん伸びる根を混用して灌水する処方がある(上記参照)。 -
課題:液肥や資材の効果が十分に発揮されない(吸収・浸透が不充分)
解決:根や植物の生理を整えることで、他の液肥や葉面材の効果を相乗的に高める(「混用で効果向上」の利用例が多数)。
具体例:ツートップ+やニューオスマックATBと併用する。 -
課題:苗や若木の初期生育遅延(移植衰弱)
解決:葉面散布や灌水で発根・萌芽を促し、初期生育を早める(定植後のクレフノン等との併用処方も記載あり)。
具体例:植穴や活着期にEB‑aエコと組み合わせる等。 -
課題:果実の着色や成熟期における総合的な品質調整(着色促進や糖蓄積の補助)
解決:果実成熟期における段階的希釈散布により、着色や糖蓄積を補助する(テカミン等の着色剤と組み合わせて使う場合が多い)。
具体例:成熟期・着色期に5,000~10,000倍等での散布例あり(品目・時期で希釈は変動)。
注意(リスク・運用上の留意点)
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「生長促進」効果が強いため、夏芽(夏期の徒長芽)を抑えたい場合は使用を控える(夏秋芽を抑えたい圃場では注意)。
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ニューオスマックATB等との混用はしばしば推奨されるが、ATB側に混用制限(炭酸カルシウム、ボルドー液などと混用不可)があるため、混用前にはそれぞれの資材の混用注意事項を確認すること。
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希釈・使用時期は文書によって幅があり、品種・圃場条件(樹齢・土壌・目的)により調整が必要。まずは小区で試験導入して効果と薬害・望ましくない徒長などの有無を確認することが推奨されている。
まとめ(運用の実務ポイント)
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苗木期:葉面散布 2000–3000倍、土壌灌水で原液少量(例:200 mL/10a といった処方)を検討。
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成木(生育期〜着果期):2週間間隔の葉面散布で 3000–5000倍 を基本に、季節や目的で 1000~10000倍の幅で調整。
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土壌灌水が必要な場合は、EB-aエコ 等の資材と組み合わせ、十分な灌水量(2,000–3,000 L/10a など)で処理すると効果が高まるとする記載あり。
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他資材(ツートップ+、ニューオスマックATB、テカミン類、Aビネガー等)との組合せ運用が多く報告されているため、施用計画は総合的に設計する。
ご注意
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よく振ってからご使用ください。
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土壌潅注ないしは葉面散布でご使用ください。
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土壌潅注の場合、200ml/10aを目安にご使用ください。
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葉面散布の場合、1,000倍に希釈してご使用ください。
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土壌水分が十分であることをご確認ください。水分が不十分な時は、本剤ご使用前日に灌水されることをお奨めします。
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アルカリ性の農薬、石灰硫黄合剤、ホルモン剤、酸素供給剤(過酸化水素水等)との混合はおやめください。
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希釈した液は、その日のうちに使い切ってください。
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果実類については、生理落下前の散布はおやめください。
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飲料用ではありませんので、誤飲のないようにご注意ください。子供の手の届かない場所に保管してください。
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目に入らないようにご注意ください。目に入った場合は、すぐに水で十分に洗い流してください。
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開封後はキャップを閉じて、直射日光を避けて、冷暗所に保管して下さい。
包装
1㎏×10本/ケース
作物別使用事例動画一覧
イチゴでの使用事例
枝豆での使用事例
トマトでの使用事例
キュウリでの使用事例
柑橘での使用事例
水稲での使用事例
サツマイモでの使用事例
BSN新潟放送にて特集されました!どうぞご覧ください
使用されたお客様の声
宮崎県 (株)鈴木果樹園 様
鹿児島県 野田和仁 様
2月中旬〜5月上旬までに早生温州に4000〜5000倍で散布。葉の緑化が早まり、樹幹からの発芽も増えました。葉や小さな枝の角度が上がり、光合成能力が高まると感じています。7月中旬〜9月下旬までに2週に1度、3000〜4000倍で降雨後の晴れ間に散布すると、実の肥大が良くなり、隔年結果樹でもS・M玉中心で揃えることができました。11月中旬に試験区を設け、5000倍で散布したところ、他の区画に比べ、着色のトーンが上がりました。
苗木:大苗を作る目的(未収益期間の短縮を図る)で腋芽が出てから絵描き虫(ミカ
ンハモグリガ)の防除毎に、ぐんぐん伸びる根5000倍(250ℓ/10a)を葉面散布した
ところ、緑化が早く芽数が多くなり、生育が揃うようになった。また、生育サイクル(発芽)が早くなった。
成木:肥大目的で6月の2次生理落果後からぐんぐん伸びる根5000倍(500ℓ/10a)
を葉面散布すると、芽がダラダラと伸びない為、生育が揃い果樹園内の個体差が少な
くなった。オーキシンが活性化され樹が活性化した。
鹿児島県 池元航 様
使用方法
苗木、成木で春先の発芽量の確保が目的の場合は1,000〜2,000倍で葉面散布
着果期は3,000〜5,000倍で葉面散布、果実成熟期は5,000〜1万倍で葉面散布
土壌の難溶性ミネラルの溶出化を狙う場合は3,000〜5,000倍で土壌潅水
感想
植物ホルモンのオーキシン活性化、土壌や混用資材の還元化を主な目的としています。
夏場のハウスなどでカリウム欠乏が見られるのは高温でオーキシン活性が落ちているからで、オーキシンを活性させることで土壌はカリウム過剰で植物はカリウム欠乏という状態を防ぎます。
カリウムの吸収がスムーズになることでマグネシウムやカルシウムなど塩基性養分の吸収も促進されます。
土壌潅水では植物ホルモンの活性化に加え、還元化により嫌気微生物の活発化や還元溶解による微量要素群の吸収性向上を主に期待しています。
また、発芽数を増やしたり発根を誘導するのもオーキシンであり、植物体の分化や増加に役立ちます。オーキシンの特性としては基本的には新葉や果実などの地上部での成長点で作られ、重力に従って下部へ移行していきますので、葉面散布が最も効率よく植物全体にオーキシンを巡らせることができると感じています。
一言で言えば肥料分が吸収しやすくなる、植物全体の血流が良くなる、というイメージです。
※注意点
酸化還元電位が低く金属類や鉱物類の成分に対して還元溶解を起こす特性がある。(酸性資材の使用に近い反応)
薬剤希釈時の混用や土壌中の酸化している鉄分を植物が吸収しやすい二価鉄に変化させるなど栽培面で基本的にはプラスになりますが、例として以下の注意点が挙げられる場合があります。
灌水チューブ内にリン酸やカルシウムが固着化していた場合、還元溶解が起きてチューブの穴が目詰まりする可能性があります。
銅剤やジマンダイセンなど金属イオンの付着で殺菌を狙う資材は、還元溶解が起こることで流れ落ちやすくなり植物表面上での残存期間が短くなる可能性があります。

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