Tecamin Max(テカミン マックス)
グルタミン酸豊富な葉面散布剤で生育促進
植物に必要なアミノ酸を豊富に含み、特に グルタミン酸が曇天・低温時の生育不良を改善し、好天時には収量向上をサポートします。アミノ酸は単分子で葉から速やかに吸収され、ストレス状況下でも生育を助けます。
1. Tecamin Maxとは?
「Tecamin Max(テカミン マックス)」は、味の素株式会社のグループ会社であるAgritecno Fertilizantes S.L.(スペイン)が提供する、グルタミン酸を高濃度で含有する葉面散布材です。植物の生育に不可欠な遊離アミノ酸を豊富に配合し、植物が本来持つ力を最大限に引き出し、収量と品質の向上をサポートします。
製品概要:
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製品名: Tecamin Max(テカミン マックス)
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用途: グルタミン酸含有 葉面散布材
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容量: 12kg
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保証成分:
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窒素全量: 7.0%
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内 アンモニア性窒素: 3.5%
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(アミノ酸全量: 14.4% 内 遊離アミノ酸類: 約12%)
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2. Tecamin Maxの特長
Tecamin Maxは、植物の生育を強力にサポートするための独自の特長を持っています。
2.1. 高濃度遊離アミノ酸(グルタミン酸)配合
植物の生育に不可欠なたんぱく質を構成するアミノ酸の中でも、特に重要なグルタミン酸を豊富に含んでいます。グルタミン酸は植物が最初に合成するアミノ酸であり、これをもとに他の約20種類のアミノ酸が合成されるため、植物の基礎的な生命活動を支えます。
2.2. 独自の「発酵法」による単分子アミノ酸
味の素株式会社は、デンプンや糖を原料に微生物(発酵菌)を利用する独自の「発酵法」により、高品質な単分子の遊離アミノ酸を製造しています。この単分子アミノ酸は、植物の細胞壁から速やかに吸収されるため、高い効果発現速度が期待できます。
2.3. ストレス軽減と生育サポートメカニズム
光合成が阻害される曇天や低温時、または暑熱期などのストレス状況下では、植物のタンパク質合成能力が低下し、生育不良を引き起こしやすくなります。Tecamin Maxに含まれるグルタミン酸は、光合成が不十分な状況でもタンパク質合成の進行を維持し、生育不良の改善に寄与します。好天時には、植物の代謝を活性化させ、収量向上にも貢献します。
3. こんな時におすすめ!
Tecamin Maxは、様々な栽培シーンで植物のパフォーマンスを向上させます。
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根からの養分吸収が弱いと感じたとき
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曇りの日が続き作物の生育が悪いとき
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農薬と混用して効率的な葉面散布をしたいとき
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作物の生育を早めたいとき
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暑熱期に苗質を維持したいとき
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低温で作物の生育が悪いとき
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収穫物の実入りを良くしたいとき
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微量要素欠乏の予防や収量・品質向上を目指すとき(テクノケルアミノMixとの併用も有効)
4. 施用方法と施用量
Tecamin Maxは、葉面散布と灌水散布のどちらでも施用可能です。
4.1. 葉面散布
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施用量: 10a(1,000平方メートル)当たり 150~300ml
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希釈倍率: 500~1000倍程度
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施用回数: 月に2~4回
4.2. 灌水散布
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施用量: 10a当たり 3~5l を希釈して株元に届くように施用
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施用回数: 月に2~4回
4.3. 混用に関する注意
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農薬を含む他の資材と混用可能です。
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ミネラルの多い資材や農薬と併用する場合は、沈殿等が生じないか、事前に少量で確認してください。
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石灰硫黄合剤などアルカリ性資材や銅剤農薬との混用は避けてください。
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希釈した液は保存できません。その日のうちに使い切ってください。
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長時間放置すると分層します。使用前は必ずよく振る/撹拌して均一になったことをご確認の上ご使用ください。
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成分の結晶が発生することがあります。使用前はよく溶解してからお使いください。
5. 作物別施用例
Tecamin Maxは、様々な作物で幅広くご使用いただけます。
作物カテゴリ具体例施用時期施用量 (葉面散布)
豆類、麦類、水稲馬鈴薯、玉ねぎ、ビート、小麦など4葉期前後~子実肥大期10a当たり150~200mlを希釈して葉面散布
果菜類トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、イチゴなど4葉期前後~肥大期10a当たり150~300mlを希釈して葉面散布
葉物類、根菜類アスパラガス、ホウレンソウ、レタスなど定植~収穫前に施肥10a当たり200~300mlを希釈して葉面散布
果樹類果樹(ミカン、不知火など)葉生育期~果実肥大期10a当たり300mlを希釈して葉面散布
花卉類(具体的な作物の記載なし)定植~収穫前10a当たり150~300mlを希釈して葉面散布
特定の作物における推奨時期・倍率:
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イチゴ(本圃期): 定植後、耐ストレス・日照不足対策として、1000倍希釈で1~2週間ごとに葉面散布。
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柑橘類(不知火・温州ミカン):
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開始期(3月~4月): 発芽開始期~展葉期に1000~2000倍で葉面散布。
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果実分化発生期(5月~6月): 満開期~細胞分裂期に1000~2000倍で葉面散布。
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栄養生長完了期(7月~8月): さじょう分裂期~前期果汁濃度向上期に1000~2000倍で葉面散布。
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転換期(9月~10月): 果実肥大期~転換期に1000~2000倍で葉面散布。
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成熟期(11月~12月): 着色期~蓄積期に1000~2000倍で葉面散布。
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温州ミカンでは、低温・高温・乾燥などのストレス軽減目的で、生育期間中2000倍希釈で2週間おきに葉面散布が推奨されます。
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6. 導入事例
Tecamin Maxを導入された農家様から、具体的な効果が報告されています。
6.1. タマネギ(愛知県 当社調べ)
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施用方法: Tecamin Maxを2回、葉面散布 (200ml/10a)
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結果: 無処理区と比べ、総重量、一個重ともに12%増加しました。
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総重量: 無処理区 12,590g → 処理区 14,091g (無処理区比 112%)
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一個量: 無処理区 221g → 処理区 247g (無処理区比 112%)
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6.2. トマト(愛知県 当社調べ)
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施用方法: Tecamin Maxを10日おきに葉面散布 (200ml/10a)
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結果: 樹勢が良く茎も太くなり、葉や実も大きくなりました。
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6.3. 馬鈴薯(北海道 当社調べ)
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施用方法: Tecamin Maxを葉面散布 (200ml/10a)
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結果: 無処理区と比べ、個数、重量が増加しました。
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規格内合計: 個数 105%増、重量 121%増
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総計: 重量 122%増
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包装
1ℓ×15本/ケース
5ℓ×4本/ケース

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